ホール型?ルーム型?リアル脱出ゲームのタイプ別解説

初心者向け
  • ホール型とかルーム型とか聞くけど、それって何?
  • 他にはどんなタイプがあるの?
  • ぶっちゃけ、どのタイプがおすすめ?

以上の悩みを解決できる記事を用意しました。

この記事ではリアル脱出ゲームのタイプ別に解説していきたいと思います。

また、それぞれのニーズに合わせたおすすめタイプも紹介していきますので是非最後まで読んでいってくださいね♪

大きく分けて7タイプある

リアル脱出ゲームはじめ、謎解き公演には大きく7タイプあります。

ホール型、ルーム型、スタジアム型、上海型、周遊型、宿泊型、ウェブ型で、それぞれについて紹介していきます。

ホール型

ホール型公演とは、その名の通り、ホールに複数チームがいて、テーブル上で謎解きを進めていくタイプとなります。謎は他チームとの協力は不可。
別名ヒミツキチ型(ヒミツキチはカタカナ表記)とも呼ばれます。これは大手SCRAPが以前はホール型を主にやっている店舗に「ヒミツキチオブスクラップ○○店」と名付けていたことが由来と思われます。
ホール型は、一度に体験できる人数が多いため、派手な演出が用意されていることもあります。
基本はテーブルを囲んでいるため、初心者のときは周りにサポートを得られやすく、謎も最初から用意されているため、おすすめです。

チーム人数:2-6人
1公演あたりのチームの数:1-20チーム程度
実際に部屋に閉じ込められるかどうか:基本閉じ込められない
所要時間:90-120分(制限時間60分)
探索必要度:★☆☆☆☆〜★★★☆☆
特殊度:★☆☆☆☆

ルーム型

ルーム型公演とは、実際に部屋に入って、部屋の中のさまざまなアイテムを駆使しながら脱出を目指すタイプになります。基本はその回の参加者が全員で1チームになります。
別名アジト型とも呼ばれます。これは大手SCRAPが以前はルーム型を主にやっている店舗に「アジトオブスクラップ○○店」と名付けていたことが由来と思われます。
ルーム型は、1チームで1部屋貸切になるので、贅沢な体験ができます。また、探索が必要なことが多く、アイテムや謎を見つけるところから始めないといけません。公演によっては家具をひっくり返したり、引き出しを分解したりというような必要もあります(家具の移動や分解などは公演によっては禁止になっていることもあるので、ゲーム前の説明を聞いておきましょう)。

チーム人数:4-10人
1公演あたりのチームの数:1チーム
実際に部屋に閉じ込められるかどうか:閉じ込められる
所要時間:80-100分(制限時間60分)
探索必要度:★★☆☆☆〜★★★★★
特殊度:★★★☆☆

スタジアム型

スタジアム型はスタジアムや遊園地などを貸し切って、大人数で一斉に体験できるタイプです。公演にもよりますが、基本チームは各自で組めるので、仲の良い友人・恋人・家族などだけのグループで楽しめます。会場を動き回りつつ、謎を解いていくので、移動がけっこう大変ですので、動きやすい服装推奨です。また、年に1-2回ほどしか行われないため、レア感もあってかチケットが早々に売り切れる場合がありますのでご注意を

チーム人数:目安1-6人(各自でチーム組む)
1公演あたりのチームの数:100チーム以上(1000-10000人規模)
実際に部屋に閉じ込められるかどうか:基本閉じ込められない
所要時間:120-150分以上(制限時間60分以上)
探索必要度:★★★☆☆
特殊度:★★★★★

上海型

上海型もルーム型と同じく、実際に部屋に閉じ込められて、部屋から脱出を目指すタイプになっています。ルーム型と異なる点として、電子ギミックを利用していたり、一度使ったアイテムは使わないなどといった部分があります。上海型は明確な指示がないことが多く、次にするべきことで迷子になることもあるため、ある程度慣れていないと難しいと感じる場合があります。

ルーム型上海型
電子ギミックなし電子ギミックあり
探索が多い探索が少ない
大謎あり大謎はないことが多い
SCRAP、タンブルウィード、よだかのレコードなどNo Escape、Studio Escape、東京密室など

チーム人数:2-6人
1公演あたりのチームの数:1チーム
実際に部屋に閉じ込められるかどうか:閉じ込められる
所要時間:60-80分(制限時間40-60分)
探索必要度:★★★★☆
特殊度:★★★☆☆

周遊型

周遊型はキットを購入し、街や施設内を歩きながら謎のヒントを探して行うタイプの公演です。
時間制限もなく、チームも各自で組めるため、家族連れやカップルのデートなどにもおすすめです。
施設の中だけで完結するものもあれば、電車に乗って街を探検しながら謎を解いていかないといけないものもあります。特に後者はかなりの時間がかかるため、慣れてないうちは半日〜1日かかると思った方が良いです。下北沢や吉祥寺など、ある程度の広さを周遊するものは街歩き型と呼ばれることもあります。

チーム人数:1-6人目安(各自で決める)
1公演あたりのチームの数:決められていない(順次スタート)
実際に部屋に閉じ込められるかどうか:閉じ込められない、散策が必要
所要時間:20分-6時間程度(制限時間なし)
探索必要度:★★★☆☆
特殊度:★★☆☆☆

宿泊型

宿泊型はホテルなどに宿泊し、物語を進めていくタイプです。
ホテルの自室に謎やアイテムが仕掛けられていたり、ホテル内の施設に謎が仕掛けられていたりとホテルに入り浸りながら参加できる公演です。宿泊がついている分、お値段が高いことが難点ですが、とても贅沢な体験ができるので、初心者にも熟練者にもぜひ一度は体験してほしいです。

チーム人数:1-4人(一部屋の人数)
1公演あたりのチームの数:決められていない(順次スタート)
実際に部屋に閉じ込められるかどうか:基本閉じ込められない、散策が必要なことが多い
所要時間:2-6時間程度(制限時間なし)
探索必要度:★★★☆☆
特殊度:★★★★☆

ウェブ型

ウェブ型はパソコンやスマホなどを用いて、サイト上やLINE、Zoomなどといったコミュニケーションツールを用いて行うタイプです。通信機器の設定などで手間取る可能性があるので会場時間には入場しておくことをおすすめします。
ウェブ型にもさまざまあり、大きくは時間制限あり/なしで2通り、手元にキットが届いてそれを使うかどうかで2通り、2通り×2通りで計4通りのタイプがあります。
特に、時間制限なしの手元にキットなしタイプの中でもLINE@を用いた謎解きが気軽に遊べて人気になっており、俗に「LINE謎」という通称で親しまれています。

チーム人数:1-8人(時間制限ありの場合)
1公演あたりのチームの数:1-20チーム程度(時間制限ありの場合)
実際に部屋に閉じ込められるかどうか:閉じ込められない
所要時間:80-100分(制限時間60分の場合)
探索必要度:★★☆☆☆
特殊度:★★★☆☆

ニーズ別おすすめタイプ

ここからは、それぞれのニーズに合わせてどういった公演に参加すべきかを紹介していきます!
公演選びの参考にしてみてください。

とにかく謎が解きたい!

「とにかく謎が解きたい!」という方にはホール型がおすすめです!初心者の頃はSCRAPのホール型でも謎の量は満足できるでしょう。ただし、最近のSCRAPは小謎がない公演もあり、注意が必要です。
慣れてきたらタンブルウィードやよだかのレコード、XEOXYなどに挑戦してみても良いかもしれません。
また、「小謎大好き!」という方にはタンブルウィードのルーム型「謎まみれ」シリーズや、ファーニャーの「ファドラ」シリーズがおすすめです!

おすすめはSCRAPのホール型
慣れてきたら他団体のホール型
小謎が解きたいなら「謎まみれ」シリーズ、「ファドラ」シリーズ

部屋をぐちゃぐちゃにしたり、探索したい!

「部屋をぐちゃぐちゃにしたい!」「探索したい!」という方にはSCRAPのルーム型がおすすめです!大きな家具などは危険なので動かす必要がないことがほとんどですが、引き出しを漁ってアイテムを発見したり、部屋の隅っこにある六角レンチを見つけたり、探索がすごく楽しいです!

おすすめはSCRAPのルーム型

特別感のあるレアな公演に参加したい!

「特別な体験がしたい!」という方にはスタジアム型、宿泊型をおすすめします!
スタジアム型は年に数回しか行っておらず、再演もほとんどやらないため、時期が合えば何も考えず参加すべきです!
また、宿泊型も他のタイプでは体験できない贅沢な体験ができます。1日の宿泊部屋数が限られているものも多いため、早めの予約をおすすめします。

おすすめはスタジアム型、宿泊型

ギミックで驚きたい!

「ギミックで驚きたい!」という方には上海型をおすすめします!
上海型はルーム型やホール型と比べるとやや安価にできる点も魅力です。謎を解いて電子ギミックが作動させた時の嬉しさと驚きは上海型でしか味わえません!

おすすめはSCRAPの上海型

家族や恋人同士でゆっくり謎解きがしたい!

「外に出てゆっくり謎解きがしたい!」という方には周遊型をおすすめします!
自分たちのペースで解き進めることができ、街歩き型や電車を使った周遊型だと途中に寄り道なんかもして1日楽しむこともできますよ!
また、「おうちでまったり謎を解きたい!」という方にはウェブ型をおすすめします!
チケットを購入したらすぐ遊べるものや無料のものもあり、種類も多いので、時間や趣向に合わせていろいろな楽しみ方ができるのも魅力です。

おすすめは
外に出たいのであれば周遊型
お家で楽しみたいのであればウェブ型

まとめ

いかがでしたでしょうか。
慣れてないうちは「ホール型?ルーム型?なにそれ?」となりがちですが、だんだん遊んでいくうちに自然とわかっていくものなので安心してください♪
さらに、最近はホール型の中にもルーム型に近いホール型の公演であったり、ルーム型ともホール型とも取れない謎タイプの公演であったり、色々なタイプの公演が出てきています。ここにあげている型では分類しきれない公演もあり、それが謎解きの面白いところでもありますね♪

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